プログラム・日程表
教育講演Ⅰ 乳幼児の肺発達とSIDS2月10日(土)12:30~13:25
- 座長
- 加藤 稲子 先生(金城学院大学看護学部医療関連研究開発部門)
- 演者
- 大田 千晴 先生(東北大学大学院医学系研究科発達環境医学分野)
教育講演Ⅱ 小児の脳死下臓器提供における関係機関との連携についてー不成立例の検討から2月10日(土)15:00~16:00
- 座長
- 長村 敏生 先生(京都市子ども保健医療相談・事故防止センター)
- 演者
- 荒木 尚 先生(埼玉県立小児医療センター 外傷診療科科長)
教育講演Ⅲ 外傷例における血液凝固・線溶の病態について2月10日(土)16:10~17:00
- 座長
- 神薗 淳司 先生(社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院)
- 演者
- 岡本 好司 先生(北九州市立八幡病院)
教育講演Ⅳ Real World Dataから眺めた救急医療と外傷死2月11日(日)9:00~9:50
- 座長
- 松永 綾子 先生(聖マリアンナ医科大学 小児科)
- 演者
- 石原 唯史 先生(順天堂大学医学部附属浦安病院)
教育講演Ⅴ 子どもの感染症と突然死2月11日(日)12:10~13:10
- 座長
- 窪田 満 先生(国立成育医療研究センター 総合診療部)
- 演者
- 笠井 正志 先生(兵庫県立こども病院 感染症内科)
教育講演Ⅵ 小児循環器疾患と突然死2月11日(日)13:20~14:10
- 座長
- 濱田 洋通 先生(千葉大学大学院医学研究院 小児病態学)
- 演者
- 山村 健一郎 先生(福岡市立こども病院 循環器集中治療科)
特別講演Ⅰ 小児のてんかんと突然死の知識2月10日(土)17:10~18:10
- 座長
- 天本 正乃 先生(北九州市立八幡病院 小児科)
- 演者
- 是松 聖悟 先生(埼玉医科大学総合医療センター)
特別講演Ⅱ 死に至る可能性のある小児腹部救急疾患2月11日(日)10:00~11:00
- 座長
- 神薗 淳司 先生(社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院)
- 演者
- 家入 里志 先生(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 小児外科学分野)
シンポジウムⅠ
(日本SIDS・乳幼児突然死予防学会診断基準検討委員会)2月10日(土)13:30~14:50
テーマ 乳幼児突然死診断手引き改訂に期待すること
- 座長
- 宮石 智 先生(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科法医学分野)
- 小保内 俊雅 先生(都立多摩北部医療センター小児科)
- シンポジスト
- 青木 康博 先生(名古屋市立大学大学院医学研究科法医学分野)
- 沼口 敦 先生(名古屋大学医学部附属病院 救急・内科系集中治療部)
- 松永 綾子 先生(聖マリアンナ医科大学 小児科)
- 鈴木 秀人 先生(自治医科大学解剖学講座法医学部門)
2005年にSIDSの定義が改定されました。それまでも診断には剖検が必要とされていましたが、剖検率が低い日本の状況を考慮し、剖検せずにSIDSの疑いと診断することが許容されていました。改訂ではこれを排除し、診断には剖検が必須とされました。その後、突然死診断はSIDSが減少し、代わって原因不明が増加しました。原因不明が増加すると、公衆衛生が不安定になります、また、突然死の原因究明に関する研究や予防法開発の妨げにもなります。2005年当時の突然死剖検率は50%にも満たない状況でしたから、非剖検症例の診断が原因不明に移行したと考えられていました。しかし、現在は乳幼児突然死症例の80%が剖検されているにも拘らず、依然として原因不明が診断の首位に位置しています。
調査の結果、要因はいくつか挙がりましたが、診断手引きが現状に則していないこともそのひとつでした。この結果を踏まえ、学会で診断基準検討委員会を立ち上げ、診断手引きの改訂に着手しました。SIDSの診断に拘らず、乳幼児突然死全般に渡る診断に関して考える機会になることを願って、シンポジウムを企画しました。
シンポジウムⅡ2月11日(日)14:20~15:40
テーマ 乳幼児に対する法医解剖の基礎と実践
- 座長
- 山本 琢磨 先生(兵庫医科大学法医学講座)
- 槇野 陽介 先生(東京大学大学院医学系研究科法医学教室)
- シンポジスト
- 乳幼児剖検例における免疫組織化学を用いた病原体検索の実際
- 佐藤 文子 先生(北里大学医学部法医学教室)
- 乳幼児剖検時の遺伝子解析の現状と課題
- 山本 琢磨 先生(兵庫医科大学法医学講座)
- 乳幼児に対する法医解剖前画像検査の基礎と実践
- 槇野 陽介 先生(東京大学大学院医学系研究科法医学教室)
- 法医学におけるこどもの急性薬毒物中毒
- 中林 ゆき 先生(愛媛大学大学院医学系研究科法医学講座)
- 調査研究への警察情報の利用
- 大澤 資樹 先生(東海大学医学部基盤診療学系法医学)
シンポジウムⅢ2月11日(日)14:20~15:50
テーマ 医療的ケア児の死因究明
- 座長
- 沼口 敦 先生(名古屋大学医学部附属病院 救急・内科系集中治療部)
- 小谷 泰一 先生(三重大学大学院医学系研究科 法医法科学分野)
- シンポジスト
- 沼口 敦 先生(名古屋大学医学部附属病院 救急・内科系集中治療部)
- 井本 成昭 先生(こども家庭庁成育局母子保健課)
- 松丸 実奈 先生(特定非営利活動法人にこり)
- 古野 憲司 先生(福岡市立こども病院 総合診療科)
- 内田 佳子 先生(国立成育医療研究センター 救急診療部)
- 佐々木 理 先生(天使病院 こどもメディカルセンター 小児科)